エイチ・エス・フューチャーズ主催のセミナーに行ってきました。
- 本郷喜千が語る『初心者でも分かるシステムトレード!』
配布資料の中で、海外テレビドラマ「Numb3rs ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル~」が紹介されていた。
▼Numb3rs オープニング
気になるエピソードと、トピックは次のもの。
- 第1シーズン第8話 「えん罪の可能性」(ポーカー)
- 第1シーズン第13話 「脱走犯の追跡」(モンティ・ホール問題)
- 第2シーズン第13話 「賭けの代償」(ブラックジャック)
モンティ・ホール問題は、「新マーケットの魔術師」でも紹介されていた「確率のパズル」だ。
(オプション・トレーダーのジェフ・ヤスとのインタビュー)
直感に反するところが面白い。数学者でも、間違えてしまう人が多いそうだ。
- モンティ・ホール問題 (WikiPedia 日本語)
- Monty Hall Problem (WikiPedia 英語)
「モンティ・ホール問題」はこんな感じ・・・
- 3つのドアがあり、1つのドアの向こうには新車(アタリ)が。残りの2つのドアの向こうにはヤギ(ハズレ)がいる
- 司会者は、どのドアが当たりのドアか知っている
- 回答者はドアを1つ選ぶ
- 当たりのドアを選ぶと、新車が貰える
- 司会者は、回答者が選ばなかったドアのうちから1つのドアを開け、そこにヤギがいることを見せる。
- 回答者は、ドアを選ぶチャンスをもう1度与えられる
ここで、回答者はどうするべきか?というのが問題
- 最初に選んだドアを選んだ方が、当たりの確率が高い
- もう1つのドアを選んだ方が、当たりの確率が高い
- どちらを選んでも、当たりの確率は同じ
▼The Monty Hall Problem
なんと、Numb3rs でモンティ・ホール問題が登場するシーンまで!
昨年封切られた洋画「ラスベガスをぶっつぶせ!」(原題:21)では、主人公が数学の天才青年で、その能力を利用して、ブラックジャックを攻略するというもの。
MITでの数学の講義のシーンで、モンティ・ホール問題が登場した。
なお、テレビドラマ「Numb3rs」の数学的背景についての解説書が翻訳されている